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水彩ブラシ13

あらすじ

 目を覚ますと、そこは砂浜だった。

 燦燦と照りつける太陽、潮風の匂い、波の音。

 そこは六島と呼ばれる人口200人前後の小さな島であった。

 砂浜に打ち上げられた影が一つ、それは少年のような風貌をしていた。

 彼は漂着者であり、今に至るまでの記憶の一切を失っていた。

 何とか救助された彼は、ある人物の計らいで六島学園に入学を余儀なくされる。

 そこで彼は『ミクニ』という名前を与えられ、たくさんの人と出逢いを果たす。

 はたして彼は何者なのか、そして記憶を取り戻すことができるのか。

​ それとも第二の人生を謳歌するのかーー夏が始まろうとする時期、物語は動き出す。
 

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